ヨーグルト

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ヨーグルトの為のスプーンです

364日かかさず(1月1日だけおせち)
アロエヨーグルトを食べる祖母用の一品。

先日、どうも以前使っていたプラスチックのスプーンを折ったようだ、
ということで母からの依頼でした。

実はこれ、
上からでは全く分からないちょっとしたこだわりが。

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                 前

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                 後

どうでしょう?

薄い板しかいいのがなかったので、
煮て曲げてみました。

やってみたかっただけ、
との声も。。。ボソ




これを帰宅して祖母に渡したんですが、
衝撃的な発言がありました。

「まぁ、ありがとう!
50円あげようか?
100円にしようか?」

「・・・・・・・・」(私フリーズ)

別にね、お金が欲しかったわけじゃあないんです。
もちのろん。

ただ、いつも祖母はなにか私が用事をすると
「ありがとうね、これ手間賃」
と、1000~5000円を出すんです。
例えば、ちょっと歯医者の送り迎えをしただけでも。

だのに、スプーンに対する金額がこれということは、
手仕事に対する評価の低さなんだな、
と、ショックを受けました。

この祖母は戦後の混乱期に祖父と身一つで、
ほとんど習ってもいない建具屋という仕事を起こし、
そして、2人の子供を育て、
その仕事は今は父が受け継いでいます。

ただ、父が継いだのも祖父が倒れ、
急遽継いだという話も聞いたことはありました。
どうやら、祖母はサラリーマンになってほしかったようだと。

父の職業が人とは違う「建具屋」ということが私はとても誇りだったし、
たまの送り迎えが軽トラというのは格好よかったし、
父の一番似合う服も作業着というのはとても素敵だと思っています。
手作りのシーソーはそりゃあ、随分と遊んだものでした。

物を手で作るということを大事にして残していくこと、

私が当たり前だと思っていたことが、
こんな身近にも伝わっていない人がいた。


ショックで、
いろいろと考えること多い一件でした。
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by gamaro5 | 2010-02-23 14:50 | 木工


木のアクセサリーのこと、時々暮らしのことも


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